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2004.06.02

スキンヘッド

日本で会社勤めをしていると、髪型もなかなかしたいようにはできません。なんせ、靴下の色まで隣の人と同じにしたほうがいい社会ですから。私も実は短めのオールバックでした。本当は前で分けた方がよかったのでしょうが、なんせ強いクセ毛のためあまりうまくまとまらず、面倒くさいので雑なオールバックにしていました。
だからって言う訳ではないのですが、海外で生活するようになってしたかった髪型が4つ。浪人風に後で縛る一種のポニーテイル、ドレッド、金髪、そしてスキンヘッドです。ただ、ポニーテイルとドレッドはそれなりに髪を伸ばさなければいけない。でも、暑い。それにドレッドは一度したことがありますが(当時25歳)、強いクセ毛が災いしてちっともうまくできなかった。次に金髪。相棒が金髪にした時、これはいいチャンスと「僕も金髪にするよ。」って言ったら、一言「ロコ(バカ)。」って言われ気が萎えました。そこでスキンヘッド。これはしようと思った瞬間できる。いつもの散髪代でできる。
意を決していつもの床屋へ。「全部切って欲しい。」って店員に言いました。そうしたら店員、妙に慎重になりました。気持ちは分からんでもありません。相手はどこまでスペイン語を喋るのか分からない東洋人です。グングン切っていった後、「おい、俺が言ったのはこういうことじゃないぞ。」って言われても、「じゃ、もう少し長くしましょうか?」ってのはできない相談になりますから。他のお客さんの頭を指さしたり、そこらにあった写真を見せたりして確認。「ゼロか?」って聞かれた時はさすがに剃られちゃかなわんと思い「ゼロじゃない。」って答えましたが。それからやっとバリカンを手にしました。
約15分で我が髪は1mmより短くなりました。マルコメ、マルコメ。中学校を卒業して以来、いや中学校時代はイヤイヤだったからここまでは短くなかった。うん。涼し~いっ!最初はシャワーの後、タオルで頭をふく時や、Tシャツを着る時、髪がない(短いながらも立っている)ため布が滑らず結構苦労しましたが、慣れてしまえばこんなにいい髪形はないですね。
こういう時に楽しみなのが他の人の反応。1オクターブ高い声で「え~っ?どうしたの~?」「何が?」「その髪ぃ?」「切った。」っていう飄々とした会話を楽しみたいですよね。
翌日、帽子を深くかぶりワクワクしながらオフィスへ。さぁ、みんな何て言うかな。ところがみんな何も言わない。帽子を脱がなくても分かるはずだけどなぁ。ちょっと拍子抜け。面白くないので前を通るスタッフを「ちょっとちょっと●●・・」って呼び止め、帽子を取って見せても、いつもの口調で「いつ切った?」「涼しい?」って言うだけ。
でも考えてみれば、オフィスの他のスタッフだって急にドレッドにして来たりするもんなぁ。相棒はいきなり金髪になったし。黒人がある朝いきなり白人になっていたらびっくりするかも知れないけど、髪なんて変えようと思えばいつでも変えられる話だもんね。いちいち反応していられるかって?このあたりが横並びの好きな日本人と違うところかなぁ。
相棒の反応?一言「ロコ。」
HIDE
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