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2004.05.11

大河ホームページ「ア・スター・イズ・ボーン(だったっけ?)」(巻之四)

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いよいよ女王選出大会の日が来ました。会場はアパートから徒歩3分の市体育館。元来、人懐っこいセイベーニャ(ラ・セイバの女の子)たちですが、これだけ一緒に仕事をするといやが上にもお友達になっちゃいます。女王候補にキスするという日本では狼藉としか考えられないようなあいさつも、極自然にできる仲になりました。女房には内緒でっせ。
しかし女王に選ばれるのはたった一人。そのお嬢さんとは今後も仕事上のつきあいがあるとしても、その他のお嬢さんとはもう会うことはないのかなぁ。でもいつかまた絶対会おうね、太ってなかったら。なんてひとり考え、メガネの奥ではキラリと光るものが。
午前中は人員配置の会議です。どうせ相棒のことです。HIDEさんにはスペイン語を一番必要としない仕事として「HIDEは写真撮る係りね。」なんて言うに決まっています。うふふふ。最前列に行けますよ。楽屋にも入られますかね。うふふふ。今日はタイ着用。当然、お嬢さん方はそれはそれは素敵なお召し物。並んで写ればきっとアカデミー賞の授賞式のような写真が撮れますよ。うふふふ。こりゃ、家宝になりますよ。うふふふ。
「HIDEは切符売り場ね。」うふふふ・・・・・えっ?今、何て?「後で、切符の通し番号をチェックしておいてね。」・・・・そんなぁ、ってことは暑いのに真っ先に体育館に行かなきゃいけないじゃないですか。途中からしか会場内に入れないじゃないですか。お嬢さん方との接点の全くないポジションじゃないですか!「切符売りもタイ着用?」って聞くと「そう。思いっ切りおしゃれして来なさい。」
ちびまる子ちゃんみたいに顔の上半分にたくさんの縦線を入れて、一日を過ごしました。
時間が来て、暑い中タイを締めて徒歩で会場へ。大会は8時から。6時半に切符売り場を作り、7時から販売開始です。「大会が始まって人の流れが切れたら終りね。」っていう指示ですが、9時半を回ってもまだまだ人はやって来ます。右投げのピッチャーが一塁ランナーを牽制するように肩越しに会場を見ながら、ようやく10時過ぎに無罪放免。これで今日の仕事も終りかと気持ちと同時にタイも緩め、空いた席に座りました。
突如スタッフが「いたいた。HIDE、こっちへ来て!」って呼びに来ました。こっちって?って聞くと「早く、早く。HIDEは3位のお嬢さんにタスキを掛ける係りだから。」何と唐突な。「どこで?」「ステージの上に決まってるじゃない。」そんなことは全然聞いていません。「そんなことできないよ。」「だめ。今から教えるから。まずキスしてあげて、このタスキを掛けてあげて、花束を渡す。それから舞台下のカメラの方を向いて二人で写真に写る。OK?」OKじゃないよ。えっと、まずキスして、タスキは右肩ね。それから・・・。
『皆さん、3位になったのは(ファンファーレ)Kです!そしてプレゼンテーターはラ・セイバで観光の仕事をしている日本人HIDEです!』「呼んでるよ。早く行って!」
え~っ、もう?それでタイ着用だったのか!Kってどのお嬢さんだったっけ?まず、キスして、タスキ。ちゃんとタイ締めたっけ?誰が仕組んだ、こんなこと。うわ~っ、まぶしい!色んなことが渦巻く頭で舞台への階段を駆け上がりながら・・・つづく。
HIDE

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