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2004.05.27

大河ホームページ「エル・グラン・カルナバル」(巻之七)

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待ちに待った最初の乗馬グループが待機場所のプリメラ通りから、舞台のサン・イシドロ通りへ入ってきました。パレードの開始です。1ヶ月以上このためにハードスケジュールをこなしてきたスタッフの一人として、その瞬間を文字に著すことはできません。ただただ、全身鳥肌が立ちました。
パレードは飾り車と行列とバンドの3種類のチームで構成されます。日本人グループのようにトラックを飾り車にし、その後をメンバーが踊りながらついて行くという場合は2チームとして勘定にいれます。そしてその順番は表向き厳正なる抽選で、実はHIDEさんを含めたたった3人のスタッフの話し合いで決まりました。全くの抽選にしちゃうと、似たようなグループが続いたり、大音響の飾り車が並んだり、具合の悪いことになりますから。例えば今年で言えば、日本人グループとテコンドーのグループが続くと、見ているホンジュラス人には区別がつかなくなっちゃうでしょう?水着が続いても困るし(別に困らん?)。
舞台のサン・イシドロ通りは辛うじて歩道こそあるものの、対向2車線の狭い通りです。観客との距離感は福岡の博多どんたく、広島のフラワーフェスティバルなどより、どちらかといえばディズニーランドのパレードに近いものがあります。
そして観客はただ単に見ているだけでも、写真やビデオを撮っているだけでもありません。飾り車の上から色んなものがばら撒かれます。一番多いのは首飾り。プラスティックの安っぽいものですが、これを老若男女必死で奪い合い、誇らしげに何本も首からぶら下げて一日を過ごします。私もこの日6本ぶら下げました(ちゃんとアイ・コンタクトで女王の車からダイレクト・パスを受け取りましたよ)。その他はキャンディとかバンダナとかコンドームとか。一生懸命奪ったら年末の選挙の立候補者応援グッズだった、なんてことも。
そんな様子ですから、一応はパレードの道と歩道の間にはロープが張られ、警備の人間が並んだのですが、車が来るたびにそんなことお構いなし。ロープを跨いで車の近くに行った者勝ちです。警備の人間もそんなに強くは言いません。ですから上空から見ればおそらく、飾り車は文字通り人波を掻き分ける船に見えたことでしょう。
また、際どい衣装のお姉さんが来れば今度はカメラが一斉にロープを跨ぎます。お姉さんも慣れたもので、そうなると方々のカメラに決めポーズを取ります。おのずと前のグループと大きな間隔が開いてしまいますが、一向に急ぐ風もありません。
そんなこんなで、今年は全41チームが4時間かけてサン・イシドロ通りの終点まで行進しました(何キロあるんだろう?3キロぐらいかな?)日本人グループも大好評。
パレードが終った7時前、オフィスに帰ると喋っているのは一人だけ。他はみんな無表情。放心状態か、終った後の開放感か、疲れからか。それでも徐々に握手が始まり、抱き合い始めました。私もその輪の中へ。男も女も、手を握れば「この人はこんなに握力があったのか。」抱き合えば「この人はこんなに腕力があったのか。」最小限の会話、力一杯の握手と抱擁、そして永遠であって欲しいような時間。お天気は一日、快晴でした・・・。
HIDE

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