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2004.04.29

大河ホームページ「エル・グラン・カルナバル」(巻之一)

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セマナ・サンタが終ったと思ったら今度はエル・グラン・カルナバル。いいなぁ、この時期はそんなにネタ探しの必要がなくて。
毎年5月ラ・セイバで行われるエル・グラン・カルナバルは、中米で最大級のカーニバルです。かつては「級」の字はなかったのですが、どうやらパナマ(だったかな?)に抜かれてしまい、今では「級」の字が必要になりました。
今年は22日の土曜日がメインのパレードの日ですが、実際は「聖イシドロの祭りとカルナバル」と称して2週間前の8日から始まり、連日何らかのイベントがどこかで行われています。もちろん、その名前から前の部分「聖イシドロの祭り」は宗教的な行事ですが、セマナ・サンタと違い、宗教のみっていうわけではありません。
娯楽的行事の第一弾として8日に行われるのが「女王の戴冠式」。まぁ、平たく言えばミス・カルナバル(正式にはレイナ・フェリア・イシドロ:聖イシドロの祭りの女王)です。
そして先日、その候補者の紹介が、招待客を集めて私の勤めているオフィスでありました。全部で7人の候補者がいます。全員が全員とは言いにくいのですが、概してかわいい。きれいよりかわいいがピッタリです。そしてこれは全員が全員、足が長い!みんな私のおへそのあたりにお尻がある。それも、さぁ、なんて表現しようかな。背中の下にお尻がついているんじゃなくて、足の上にお尻が乗ってる。別にお尻ばかり見てたわけじゃないよ。でも、心の中では当然勝手に◎○▲×などをつけて楽しませていただきました。(何と私の◎は15歳!)
ただ、問題があったのはその前日。リハーサル兼プロモーション・ビデオの撮影があったのです。本番の日取りは聞いていましたが、リハーサルまでは聞いていなかった。オフィスで作業をしていると、結構垢抜けした雰囲気のお嬢さんが続々入ってくる。誰だったっけ?と思っていると、テレビカメラとビデオカメラも入ってくる。スタッフに何が始まるの?って聞く間もなくリハーサルは始まり、歩き方や立ち振る舞いのチェック。そこまで見てやっと事が飲みこめました。
要領の分かっているスタッフ達はうまく死角に隠れて、その風景を見ていましたが、私はどうなった?いわばリハーサルの舞台に取り残された状態です。お嬢さん方が私の間近を歩いてくれるのは、それはそれは大歓迎。しかしながら、それに付いてカメラが来る。これにはいっちゃまずい。カメラがこっちを向くたびに、うひゃ~って身を隠さなきゃいけない。他のスタッフの所に逃げる時間も与えてくれない。そう、まるでカメラは殺虫剤。そして私はゴキブリの気持ちがしっかり分かりました。
しかし、何もこのオフィスでやらなくても、他に場所はないんかいな?バックもスタッフが天井から吊った赤い布と紙で作った花だし。まぁ、その分視線が集中していいか。
でもみんな、レフレスコをたくさん飲まないでね。タクシーばかり乗らず、たまには歩いてね。お願いだから太らないでね。と願いつつ・・・つづく。
HIDE

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2004.04.26

セマナ・サンタ(ようやく本番)

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今日のページに関してのお断り:セマナ・サンタは多分に宗教的な行事ですが、あくまでも一つのイベントを一観光客が見た、というスタンスで書きます。そのため、宗教用語の誤使用、宗教的解釈の誤り等あると思いますが、どうぞ、寛大な目でお願いします。
日本はそろそろ大型連休直前でソワソワしている時期でしょう。ただ、こちらのカレンダーは当然「みどりの日」も「憲法記念日」も黒い字なので、目を凝らさないと連休のパターンが分かりません。おお、今年は満更でもないね。さぁ、渋滞と人ごみに日本民族大移動だぁ。ところがこのページはまだセマナ・サンタです。
9日スタッフは朝4時、教会集合。ただし、HIDEはカトリックじゃないため手伝い不可。ただ、そうかといって寝てるのも何ですので、作業風景を見に6時半頃教会へ行きました。
そこで見たのが写真の絵。教会前から始まって南へ300㍍、何人かのグループに分かれて作っています。材料は何だと思います?地面に直接書く?泥、もしくは粘土?正解は色のついたオガクズ。それを手、型抜きしたダンボール、ベニヤ板などを使い、絵にしていきます。朝とは言え8時前後になると日差しも「俺はお前らの味方じゃないぞ」という感じで強くなりますが、そんな中、小さな子供も額に汗して手伝っています。出来上がってもそのままだとオガオクズですから乾いて風で飛んでいってしまいます。そのため、ジョロや噴霧器で水をかけ続けます。
「完成したらどうするの?」って聞いてみました。「この上を歩くんだよ。」歩く?歩くと壊れるじゃない。「そう、夕方ね。4時半にあらためておいで。」何か釈然としないものを感じながら、一旦帰宅です。ピニャタといい、これらの絵といい、なぜここの人たちはきれいな物を作って壊すのが好きなんだろう?放っておいても雨風が、あるいは野良犬や馬が壊してくれるだろうに。もったいないなぁ。
時計が4時を回り、再び教会へ。朝と違い、カメラやビデオを手にした人が増えています。そんな中、スピーカーを積んだ車がお祈りの声、賛美歌を大音量で流しはじめました。そして5時、行列ができました。先頭は大きな十字架を手にした白装束の少年、次に天使の羽をつけた少年少女、それからキリストの最期を人形で再現した5台の飾り車、最後に一般の人たち。
係員の合図とともに白装束の少年が教会から見て最初の絵に足を下ろし、行進が始まりました。後もそれに続きます。飾り車が通り始めてやっと理解!マンガなら頭に電気が燈るところです。これらの絵は復活すべくキリストが通るカーペットだったのです。それなら雨風にまかせて保存するという訳にはいかない。一般の人たちも車のスピーカーに合わせて賛美歌を歌いながら後に続くという、実に厳かな行進でした。これが信仰なのかなぁ。
でも、信仰は否定しないけど、一神教どうしのイザコザはもう真っ平だよねぇ。
HIDE

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2004.04.19

モノノアハレ(落ち込んでいるあなたへ 2)

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SARSってどうなった?日本はもう新緑の季節だろうけど、この冬はどうだった?
私ゃ、大学は文系で、これまでついた仕事も営業関係が多かったんで、極めて無責任な発言をするけど、SARSって中華系の人しかかからない風土病でしょう?中国には四千年の奥深い歴史がある。その歴史の中で中華系の人々は色んな物を食べ続けた。それこそ「四足の物は机以外」「空を飛ぶ物は飛行機以外」「鳥がいれば鳴き声以外」食べ続けたんでしょう?
そうすればおのずと中華系の人のDNAには他民族と違う何かが含まれていくはず。それと何かが反応したのがSARSでしょう?ちょうど一年前、SARSのニュースが毎日のように新聞をにぎわし、国際線の飛行機は軒並みフライト・キャンセルになり、ゴールデン・ウィークなのに近距離の海外旅行はさっぱりってな状況だったけど、実際病人がいたのは中華系だけ。広州、香港、北京、シンガポール、トロント等々。
北京とトロントって遠いよ。東京とラ・セイバより近いけど。そんなに遠くの町の中華系の人が発病して、北京と目と鼻の先のソウルには発病者は確かいなかったもんね。
民族のDNAって確かにあるでしょう。
日本人にも他の地域から隔離された島国で何千年も生活して、他民族にはないDNAがあるはず。それを強く感じるのが桜。日本人ってなんであんなに桜が咲いただけで大喜びするんだろう?「寒い冬が終わり、春が来たことを告げる」から?暖かいイメージのあるスペインやギリシャも冬は結構寒い。でも春が来て桜そっくりのアーモンドの花が咲いたからって、彼らがいきなり大酒を飲み始めたってのは聞いたことがない。
あれはきっと桜が開花する時、その花の匂いや花粉と一緒に日本人のDNAに反応する何かを出してるんだ。それを体内に取り込むと、気分が高揚して騒ぎたくなる。加えて「よっし、やるぞ」って気になる。だから日本は学校も会計年度も桜の季節から。
くどいけど、「桜がきれいだね。」ってな反応は日本人なら極々当たり前。でも昔はこれに「月がきれいだね。」って反応も日本人はどんどんしてたはず。だって「花見」に対抗して「月見」って単語があるし、花札にも「桜満開」の札があれば「満月」の札もある。(「雪見」って単語もあるが、花札に「雪」の札はない。)
でも、日本の夜はどんどん明るくなってるし、空は切り取られ汚されてるし、何よりその空を見上げる余裕すらない人が増えてるし。近所に名所があっても、いつでも行けると思うとタイミングを逸するのと一緒で、桜の花と違って月って見ようと思うといつでも見られる。それもよくない。日本人のDNAは月に反応しなくなりつつある?
そんなこと言っても仕方ない。仕方ないからこそ「月がきれい」って反応する人は真の日本人DNA所持者。モノノアハレっていうのかな。
モノノアハレを感じることのできる人はやっぱり素敵。そんな人とはずっと付き合いたいな。原色の世界ラ・セイバでつくづく思うよ。さぁ、上を向いて!最近、月見た?
HIDE

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2004.04.12

セマナ・サンタ(本番前)

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4月の第2週は8-9日をメインとしてセマナ・サンタ(聖週間)でした。学校やオフィスはすっかり連休モード。雨季のクリスマスがどちらかと言えば「さぁ、プレゼント買ってパーティするぞ」ってテンションなのに対して、乾季のセマナ・サンタは「おい、遊ぼうぜぃ。どこかで面白いことしてないか?」っていうノリを感じます。(まじめにお祈りしているカトリックの皆さん、ごめんなさい。)
もちろん、観光に携わっているわれわれは準備で人権を無視したような忙しさです。
私にあてがわれた仕事は、ラ・セイバ市にある5ヶ所の海水浴場のパトロール。市が許可していない業者が勝手に露店を出していないか、市が指定したようにゴミが捨てられているか、等々。
この時期のラ・セイバは一年中でも一番暑い季節。最高気温は34℃前後って言いますから、数字だけ見れば「そんなもんなの?」って言われそうですが、日差しが全然違います。それこそ、おてんとう様が小さな熱~い針を天から無数に投げつけているような感じ。それがチクチク肌に突き刺さる感じです。そんな浜辺を海水浴客をかわしながら歩いてパトロール。歩きながら相棒に「この浜に足りない物は何だろう?」って聞いてみました。セマナ・サンタ期間中は仮設ですが、トイレもシャワーもあります。露店もいます。相棒の答えは「安全」。うん、まぁ、そりゃそうかも知れない。でもHIDEの答えは「日陰」です。ライバル、テラには数多くのヤシの木がありますが、ラ・セイバにはない。その理由も聞いてみました。以前はあったそうですが、病気になってしまい全部切り倒したそうです。日陰が欲しければ露店に入るしかない。ただ、ほとんどの露店が飲み物の販売+肉を焼いているんですわ。それに例によって巨大な音量の音楽。全く呼吸も苦しくなる。
ゴミ箱もオフィスで用意しました。ドラム缶に「カン」「プラスチック」「その他のゴミ」と書いて3個1組にして、等間隔に置いていきました。ところがしばらくして行って見ると、露店が自分の店の近くに1個ずつ持って行ってバラバラにしてしまってるもんですから、もう分別は夢のまた夢。きつく叱ってもとに戻しても馬耳東風。
今年の末にラ・セイバは市長選挙があります。とある候補者陣営が紙で作った名前入りサンバイザーを配っていますが、それもゴミに。そんなことするくらいなら、陣営のみんなでおそろいの名前入りグッズを身に付けてゴミ拾いをすればもっと効果があるのに。
そうこうする内にいよいよ本番の8日目前の7日午後(当たり前)、人員配置の会議です。浜辺は一旦離れ、教会界隈の仕事です。聞けば朝4時から深夜までシフトを組まなきゃいけない。ところが会議中に誰かが「HIDEはカトリックじゃないよ。」と発言。他の人も「あ、そうだ。そうだ。」って同調。「カトリックじゃないから、教会界隈の手伝いをさせるわけには行かない。」あらあら、急遽私は8-9日の本番当日お休みになってしまいました。なんと敬虔な。
日本じゃお神輿担いでいる外国人に姿、よく見るけどなぁ。まさか改宗していないよな。
HIDE

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