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2004.01.28

バルセロ・パルマ・レアル・ビーチ・リゾート・アンド・カジノ

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(のっぴきならない事情がありまして、今回はまじめに観光案内をします。)
先月、ガリフナの村としてサンボ・クリークをご案内しましたが、ラ・セイバから見てその次の町がローマ。綴りもあのイタリアの首都と同じです。このローマに「バルセロ・パルマ・レアル・ビーチ・リゾート・アンド・カジノ」という長い名前のホテルがあります。行政区画からいえば既にラ・セイバを離れ、隣のフティアパになるはずですが、パンフレットによっては堂々と「ラ・セイバ」って書いてあるものもあり、よく分かりません。
これがいいホテルなんですわ、ほんま。何がいいのか?上手く書かないと「ロッジ・アット・ピコ・ボニート」と同じじゃんって、「筆力の欠如」を指摘される恐れがあります。気を付けないと。まず、部屋にバスタブがある!ラ・セイバに住む日本人憧れのバスタブが!それもユニットバスみたいなものではなく、かなり広いバスタブが!(何一人で興奮してるんだよ。日本人観光客にはバスタブは当たり前。シャワーオンリーがクレームの対象だよ。」って言わないで下さい。このホームページは私の趣味でやってるんですから。)
背の高くない南欧風の建物がプールを囲むように立ち、プールの向こうはカリブ海、沖にはサンゴの島「カヨス・コチノス」が浮かんでいます。敷地内には他にも、レストラン、バー、パット・ゴルフ、ディスコ、キッズ・クラブ、シアター、カジノなどなど。滞在客を退屈させない施設が用意されています。
そして、ホテルの中にと言うと語弊があるので、ちょっと離れたところにあるのが、写真のウォーター・ジャングル。私としてはもっといい写真を撮りたかったのですが、一緒に行っていた相棒が息子を撮れ、息子を撮れとうるさく、かなり広いプールなので、その息子も目を離すとすぐどこへ行ったかわからなくなるため、うまく撮れませんでした。とにかくプールの中に何本も滑り台あり、ジャングルジムあり。プールの周りには浜茶屋風のレストランあり。ここへ日帰りで来る人もたくさんいます。
ここで、吉岡美穂ちゃんとレゲエを聞きながら、キューバ・リバーを・・・(筆力の欠如?)
さぁ、気になるお値段です。本日はお二人様ツインのお部屋にお泊りいただき、2回の食事、レフレスコ、国産ビール、カクテル、シアターショウの入場料、ディスコ入場料もお付けして、1部屋$144.お一人様なんと$72!消費税も含まれています。(会場に集められたサクラの主婦「おお~。」と言うどよめき。)それだけじゃありませんよ。今回お申込の方にはもれなくウォーター・ジャングルの入場料もお付けしています。(会場の主婦「ええ~。」と言うため息と拍手。)お申込は今すぐお電話で。
さて、料金はシーズンによって多少の変動はありますが、一番高い時期でも上の条件で1部屋$198。こんな案内「地球の●●●」には載っていないでしょう?ラ・セイバなんて一生に何度も来ないんだから、ケチケチしないの!でも決して高くないよね。
HIDE

(結構今回はマジメだったでしょ?えっ?筆力の欠如?)

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2004.01.23

のどが渇いたら

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水道水はそのまま飲めません。飲み水は買います。家には巨大な飲料水のポリ容器がありますし、スーパーではペットボトルや袋に入れられて売られています。この袋入りってのが慣れるまでこぼさず飲むのが難しいのですが。
それからフゴ(ジュース)。いまさら言わなくてもとは思いますが、フゴというのはフルーツを搾ったものを言い、コーラなど炭酸飲料をフゴとは決して言いません。それらはレフレスコと言います。しかし、みんなレフレスコが好きですねぇ。本当によく飲みます。
ラ・セイバの若い女の子たちはみんなとってもかわいいです。テグシガルパに比べるとちょっと肌の色が黒くなりますが、それがまたいい。そろってしなやかなスタイルを持ち、それをまるで肌に貼り付けているかのようにぴったりした服で身を包んでいます。おへそや背中の下あたりはみ~んな出している状態。これで、髪がドレッドだったりしたらもう最高にかわいい。私に冷静な心がなければ目移りして仕様がないでしょう。このままラ・セイバに住みついちゃおうかな~なんて。でも、私には冷静な心があります。しなやかな彼女たちの後に、太ったおばちゃんたちが見えます。どうもこちらの女性に「年をとっても太るな」と言うのは「年をとっても目尻に小皺を作るな」と言うのと同じくらい難しいことのように感じられます。そう考えるとやっぱり、日本人女性が一番!
ええっと、今日のお題はなんでしたっけ?そうそう、その太る大きな原因のひとつに私はレフレスコが絶対あると思います。アトランタに本社を置くあの会社を損害賠償(何の?)で訴えたいくらいです。いいですか、セニョリータたち。ラ・セイバには何はなくともフルーツだけは売るほどあります。コーラやファンタを飲むのではなく、砂糖抜きのフゴ・デ・フルッタ(フルーツジュース)を飲みなさい、フゴ・デ・フルッタを!そうして30代、40代の女盛りを変わらぬしなやかなスタイルで迎えて下さい。地球の裏側から来た異邦人(43歳)のささやかなお願い。
おっと、スペースが少なくなった。次にアルコール。両雄はセルベッサ(ビール)とロン(ラム酒)。国産のセルベッサはどの銘柄もクセがなく日本人に合いますね。
ロンは銘柄によって当り外れがあります。一般的にやっぱり安いのは外れ。1本100Lps前後なら大丈夫でしょう。暑~い昼下がりに日陰に腰掛ける。聞こえてくるのはレゲエ。汗をかいたグラスの中はロン+コーラの「キューバ・リバー」。これで隣に吉岡美穂ちゃんがいればもうパライソ・テレナル(地上の楽園)。まぁ、美穂ちゃんはいなくともラ・セイバなら至福の時を過ごせますよ。
[冷静な心 登場]おい、結局お前もアトランタの陰謀に負けてるじゃないか!太るぞ!
いいじゃん。至福の時なんだもの。(酔っ払い○よりきり●冷静な心)
HIDE

美穂ちゃん、太らないでね。

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2004.01.21

自転車

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首都テグシガルパは曲がりくねった坂道の町です。とにかく、下ったかと思うと上る、上ったかと思うと下る。勾配も半端じゃない。
一方ラ・セイバは全く平坦な町。町規模も手頃。そうなると俄然活躍するのが自転車。テグシガルパではほとんど見られない自転車がラ・セイバでは道の右、左、真ん中をどんどん走っています。
私もアパートに引っ越すと早速買いに行きました。その時の先輩のアドバイス「新車でもガタガタしてるのがあるから気を付けて」ふ~ん。
自転車屋へ行くと店の主人が聞いてきました。「新車?中古?」頭をよぎるのは先輩の「新車でもガタガタ」という声。「どっちでもいい。安いのがいい。」と答えると「中古なら1台ある。30分後にまた来てくれ。」と意味不明のことを言います。「30分くらいならここに座って待つよ。」と言うとやおら主人、店の奥の壊れた自転車の山から部品をもぎ取って30分で1台作ってしまいました。「この自転車のサドルと、こっちのブレーキレバーと・・」って感じ。「出来たよ。」って言うから「スタンドが付いていない。」と言って付けてもらい完成。「中古が1台ある」=「1台作るだけの部品がそろっている」
でもすごいですよ。前3段後7段。都合21段変速ですから。この平坦はラ・セイバでいつ使う?
話は変わり、比較的治安のいいラ・セイバですが、自転車は格好の盗難の対象です。日本式にスポークの間にチェーン錠を通しても、そのまま担いで持って行かれるだけです。自衛策は電柱とか道路標識とか、とにかく固定されたものにくくり付けること。ちょっと気の利いた店には写真のようなくくり付け用の器具が設置してあります。そうか、スタンドはつけなくていいんだ。
私はオフィスではデスクの横に置いています。ビルのテナントに用事がある時はビルの中まで持って入ります。家にいる時は室内に置いています。傘の感覚ですね。みんなそうしているんでしょう。町を闊歩する自転車は多いのに、日本のように歩道をふさぐ自転車はほとんどありませんね。
先日サッカーに行ったことは記事にしましたが、アパートからスタジアムまで自転車で10分くらいです。早めに出て自転車をくくり付けるところを探しましたが、どうも見当たらない。仕方ないので一旦引き返し、市役所にくくり付け歩きました。そして観客席に腰を下ろしてビックリ!みんな自転車を担いで観客席に入り、金網にくくり付けるではありませんか!(ほら、見て。「人生の開幕戦」の写真の右下隅。勝手にプラスチックの赤いイスを持ち込んで座っているおじさんがいるでしょう。その左。ほら、写真の上をクリックして拡大、拡大。ねっ!)
そうか~。次からそうしよう。
HIDE

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2004.01.19

人生の開幕戦

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(「サッカーは人生、追いかけよう勝利」を先にどうぞ)
1月17日の人生の開幕戦(演歌のキャッチフレーズみたい)に行ってきました。相手はテグシガルパに本拠を置くもうひとつのチーム‘Motagua’(すみません。意味不明)。
まず、下準備です。新聞を買ってみました。う~ん、いずこの国も同じ。別刷りで開幕特集。予想先発メンバーとか、各チームの監督の「我かく戦えり」とか、各記者の優勝予想とか。心もとない私のスペイン語でも行間からワクワクが伝わってきます。
試合は7時半から。チケット販売は5時からです。様子がよくわからないので、ちょっと早いのですが5時半目がけて家を出ました。物騒だったら帰るつもりでね。
スタジアムに着いてみると、ほ~、いるいる。ユニホームや旗、その他グッズを売っている露店が多数。ホームの人生だけでなく、当然‘Olimpia’もありますし、あらあら‘Real Madrid’なんてのまでありますよ。ちゃんとしたライセンス商品なんだろうか?それから、ほ~、いるいる。警官多数。おやおや、機関銃を持った人も多数。これなら安心・・・・って言っていいのかなぁ。
チケットの購入です。30Lpsからと書きましたが、何度も書きます。様子がわかりません。一番安いカテゴリーの席には一番熱狂的な荒くれファンが集まるというのは、サッカーの盛んな国での常識。今回はひとつ上のカテゴリーの席にしました。(それでも50Lps)
当然‘Sol’ですからイスやベンチなどありません。コンクリートの階段があるだけです。そして物の投入れや乱入防止でしょう。最前列には有刺鉄線をともなった高さ3メートル弱の金網。この辺かな~なんて適当な場所に腰を降ろしました。大体お客さんは6時半を過ぎたくらいから集まり始めました。席は上から上から埋まっていきます。通が多いのかな?おお、来ました、来ました。赤で統一した一団(人生のチームカラーは赤)。太鼓あり、旗あり、ガイコツのお面あり。すると、その内の何人かが、金網をスルスルよじ登り、有刺鉄線を利用して大きな応援旗や横断幕をその金網に貼り付けるではありませんか。つまり、前の席はそれらが邪魔になって何も見えなくなる。だから席は上から。
驚くべきことに試合は予定通り7時半ちょうどにキックオフ!試合が始まればあえてレポートすることはありません。日本と一緒です。ただ、スタジアムには大時計もスコアボードもなければ、場内アナウンスもない。経過時間も選手名もさっぱりわかりませんでした。
売り子はたくさんいます。ビール、ジュース、ピザ、フライドチキン、ガム、応援グッズ、選手の写真。結構小学校に入るか入らないかくらいの子供たちもたくさん働いています。我が子より小さい女の子がはだしで「フゴ、フゴ(ジュース)」って売りに来ると「マッチ売りの少女」みたいで思わず涙ぐみそうになりますが、いらんものはいらん。
試合結果?0対0.人生は開幕戦を飾れませんでした。
HIDE

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2004.01.18

サッカーは人生、追いかけよう勝利

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ホンジュラスも他のラテン・アメリカの国の例に違わず、サッカーが最も人気のあるスポーツです。テレビでもサッカー中継はしょっちゅうやっています。11月洪水のあった土曜日には朝イタリアの「セリエA」、それが終ってイギリスの「プレミア・リーグ」、午後スペインの「リーガ・エスパニョーラ」をしたかと思うと、夕方から南米の「リベルタドーレス杯」、最後の締めはメキシコの「リーガ・メヒカナ」って1日5試合見たこともありました。
そしてホンジュラスのサッカー・リーグが1月17日開幕しました。全部で9つのチームがホーム&アウェイを繰り返しながら覇を競います。奇数ですから1節に1チームはお休みとなりますが。
現状の勢力地図はテグシガルパに本拠を置く‘Olimpia’とサン・ペドロ・スーラに本拠を置く‘Real Espana’が2強を形成しているように見えます。とくに‘Olimpia’は昭和40年代の巨人みたいな感じで、テグシガルパ以外の都市でもグッズを売っていたり、それを身に付けている人がいたり。
わがラ・セイバには2つのチームがあるため、原則どの節にもどちらかのホーム・ゲームが行われるということになります。チーム名は‘Vida’「人生」と‘Victoria’「勝利」。なんか小学校の教室の後ろに毛筆で書いてありそうな名前ですね。もちろん、5月ラ・セイバで行われる中米最大級のカーニバルの時はちゃんとこの2チームのダービー・マッチがスケジュールされています。
料金はカテゴリーにもよりますが、一番安い席‘Sol’で30Lpsから!スーパーで缶ビールの16oz(473ml)が1本15Lps、トイレ用芳香剤が3個入りで30Lps、ティッシュのお徳用箱が1箱33Lps、食費用ラップが1本34Lps。(もういい?)
カテゴリーですが大きく分けて日本ではメイン・スタンド、バック・スタンドですよね。こちらではラ・セイバに限らず、主なスタジアムはメイン・スタンドが西側になるように造られています。そしてカテゴリーは‘Sombra’「日陰」と‘Sol’「日なた」。これは旧宗主国のスペインの影響でしょうか?スペインの闘牛場は席を‘Sombra’と‘Sol’としていますから。当然‘Sombra’が西側で料金が高いです。東側‘Sol’は西日が当るのでまぶしくて暑いですもんね。ただしラ・セイバの場合、試合はほとんど夜7時半から。おてんとう様はすでに遥か極東の日本あたりを照らし、こちらには日なたも日陰もないんですけど。
ええい、小理屈はいらん。スタジアムに通うぞ~!負けるな、人生!がんばれ、勝利!中田英寿ほど役には立たんが、あなたたちにもHIDEがついてるぞっ!!
HIDE

次回は実際のスタジアムの様子です。

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2004.01.15

レンピーラ

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ホンジュラスの通貨単位はレンピーラ(Lps)といいます。ちょっと変わった名前の単位ですが、これは16世紀、スペインの入植者に対して抵抗の戦いを指導した、先住民の族長の名前です。いわば英雄。彼は1Lps札に描かれています。
1Lpsですが、レートは$1≒17.77Lps≒¥106.05(全て1月14日現在)ですから6円といったところでしょう。補助通貨にセンタボスというのもありますが、50センタボスでも3円。ここでは無視します。
レンピーラは全てお札です。小さい方から、1、2、5、10、20、50、100、500と8種類あります。一番大きな500Lpsでも$28(3,000円)くらいですから、例えば$500両替したら8,885Lps。500Lps札が17枚も来て100Lps札が3枚、50Lps札が1枚、20Lps札が1枚、10Lps札が1枚、5Lps札が1枚、少なくとも24枚のお札になり、結構な厚みになります。(おお、今回はなんか久々に観光案内っぽいぞ)
ただ、この500Lps札、換算すれば3,000円くらいかも知れませんが、ポケットの中での存在感は10,000円に近いものがあります。
とくに出費の予定のない日、ポケットに500Lps札があるとかなり安心できます。中途半端な買い物で500Lps札を出すと嫌な顔をされるかお釣りがないと言われます。レジによっては500Lps札を出すと「偽札じゃないでしょうね。」と表裏を見たり透かしを確認したりします。500Lps札2枚以上使うような買い物の時はいろんなお店を比較検討したくなります。500Lps札の時は存在感がありますが、何かの関係でこれが100Lps札に崩れちゃうとすぐになくなるような気がします。
どうですか?上の段落の500Lpsを10,000円もしくは$100に置き換えてみて下さい。ぴったりくるでしょう?
ですから、もしホンジュラスへお越しの機会があって、その時ホンジュラスの知人が500Lpsのもてなしをしてくれた時、頭の中で「日本の居酒屋1回分だな。」と計算したら目が潰れます。大枚をはたいてくれたと感謝しましょう。
ちなみに、5Lps札に描かれているのがフランシスコ・モラサンという人。この人もホンジュラスの英雄の一人です。もしあなたがホンジュラスのどこかの町に降り立ち、モラサンの名を冠した道に出た、あるいはモラサンの名前が書いてある胸像・レリーフを見つけた、そんな場合かなりの確率でそこは町のなんらかの中心です。首都テグシガルパはフランシスコ・モラサン県ですし。
で、ラ・セイバ。中央公園にモラサンの胸像があるのはいいのですが、モラサン通りは地図に名前を書いてもらえないほど、地味な通りです。どうして?どなたか理由をご存知?
HIDE

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2004.01.14

スーパーマーケット

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ラ・セイバっていうか、外国の町に行くと市場とかスーパーとか気になりますよね。もちろん、博物館や古城もいいんですが。野菜や果物をどんな風にして陳列して売ってるんだろうとか、値段は日本と比較してどうなんだろうとか、この地域にしか売っていない物が何かあるだろうかとか。
よく、写真や絵はがきを見てそのコロニアルな風景からホンジュラスをヨーロッパ的な国と想像される方が多いようです。悩みの種、言葉もスペイン語ですしね。でも実際の生活はむしろ地理的な面から合衆国に近いですね。スーパーマーケットもそうです。その商品構成を考えなければ日本のスーパーに近いと言ってもいいでしょう。ところがいざ買い物をしようとすると、日本にはないオキテがあります。
まず、店に入ろうとすると関所があります。手荷物は全てここで預けなければいけません。原則、店内は手ぶらからのスタートです。預けると番号札をくれたりします。なくさないよう。私は実は去年のクリスマスイブ、通勤用のリュックサックとオフィスで配られたクリスマスケーキ一片を持ってスーパーに行きました。入り口でケーキのビニールの小袋をどうするかで、係員がちょっと悩み、結局預けろということになりました。私も「いいか。つぶすなよ。」なんて言いながら預け、番号札を受け取りました。
一通り商品を選んでカゴに入れレジへ。レジでは自分でカゴから出してベルトコンベアに載せます。それをレジ係がバーコードを読み取っては背後にポンポン投げます。(本当に投げます。この時バナナが折れたり、ビールの6缶パックがバラバラになったり)そこに日本にはいない袋詰係が待っていて、実に鮮やかな手つきで袋詰します。割れ物は新聞紙に包み、水の出るものはちゃんと分け、固い物は下に柔らかい物は上に。レジ係から代金を聞き、支払い、お釣りを受け取った時には袋は完成しています。大量の買い物をした時は車まで運んでくれます。一緒に買い物に行ってもぶらぶら歩くだけでさっぱり役に立たない亭主をお持ちの奥様方は「袋詰係を一人袋に詰められないかしら。」なんて思われるかも。
その時も買い物を終え、リュックを受け取ろうとしたら番号札がない。ポケットを全部ひっくり返してもない。仕方ないので係員に「札をなくしたけどあのリュックは私のだ。」と訴えましたが「番号札。」と言うだけ。「ほら、ケーキを預けただろう。覚えてるだろう。」と言っても「覚えてる。でも番号札。」他にも客はたくさんいるし、取り付く島もない。こりゃ、落としたんだ、今買い物をしたルートをもう一度歩いてみようと思い、引返そうとすると係員「その手荷物を預けろ。」今払い終わったばかりの商品の袋です。ため息をつきながら預け、改めて店内へ。
結局、食器を見たとき棚に置いていたのでした。あってよかった。その番号札と商品の番号札を持って係員の所へ。「あったよ。はい、どうぞ。」文句のひとつでも言いたかったのですが、非はこちらにあります。「ケーキの形が変だ。」っていちゃもんをつけるのが精一杯でした。皆さん気をつけましょう。でも札なしで渡してくれてたら、それこそ大問題かも。
HIDE

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2004.01.10

桟橋(落ち込んでいるあなたへ)

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このセピア色の写真がテラの項目でも触れたけど、ラ・セイバの桟橋、廃線の跡。
ラ・セイバに一人で住んでると相棒とケンカをしたり、ホームシックみたいなものになったり、でも日本語の通じる相談相手はいなかったりで、言葉が行き場を失うことがある。そんな時にはこの桟橋の先端まで自転車で来て腰を下ろす。今一番お気に入りの場所。
恐らく、日本だったらとっくに取り壊されてるだろう。だって、危ないもの。手すりがあるわけじゃない。穴が開いているところがある。シーソーみたいになる枕木すらある。海に落ちたら、つまづいてケガをしたら、誰が責任を取るんだってね。
ホンジュラスは確かに貧しい。物を壊すというのは、造ると同じくらいお金がかかる。どうせないお金の中から何かをするとしたら、誰だって壊すより造るを選ぶ。だからすぐに壊したくても壊せないのかも知れない。
でも、本当にすぐに壊さなきゃいけないんだろうか?ここに桟橋があるがゆえに、必ず誰かが海に落ちるんだろうか?必ず誰かがケガをするんだろうか?逆に、桟橋があれば、必ず釣りをする人は来る。海を見るのが好きな人も来る。くどいちゃえっていう動機の男の子も女の子を連れて来る。日本が恋しくなった日本人も来る。
じゃ、別にいいじゃない。壊さなくったって。いずれその時期は来るよ。
そう考えると本当にすぐにしなきゃいけないことって、そんなにあるのかな?こんなこと書くと「ほら、ほら、すっかりラテン・アメリカずれしちゃって。明日でもいい仕事は今日するなって、言いたいんでしょう。日本人は働きすぎだって言いたいんでしょう。」という声が聞こえそう。
でも、そうじゃない。仕事の話だけじゃない。例えばあなたを今、落ち込ませている悩みは今すぐに解決しなきゃいけないの?「仕事がうまくいかない。」「仲のいい人とケンカをした。」「お金のやりくりが思うようにならない。」etc.すぐに解決するための答えを見つけなきゃって焦るから重荷なってるだけじゃないの?
人生って確かに短いんだろうね。70年生きたって25,500日強。でも、全てを解決してくれると言われる「時」に逆らわなきゃいけないほど短くない。違う?
「今すぐにしなきゃいけないこと」なんてそんなにはない。
そんなに走ってばかりいないで、たまには歩いてごらんよ。たまには止まってごらんよ。たまには寄り道してごらんよ。ちょっと手を休めてラ・セイバへおいでよ。ラ・セイバへ来たらピコ・ボニートもいいし、川下りもいいけど、とりあえず桟橋へ来て腰を下ろしてごらんよ。海も潮風も桟橋も線路もあなたに何もしてくれないけど、きっと今、あなたが忘れてる何かを思い出させてくれるよ。ホンジュラスが、ラ・セイバがくれる貧しいがゆえの最高のプレゼントを受け取れるかも知れないよ。
また一緒に笑おうよ。
HIDE

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